【歌詞】コピーハート

主体性とはなんぞや
客がたくさん入るなら素晴らしいアーティストなのか？
行列ができているからそのラーメンは確実に美味しいのか？
右向け右で考えることを自分の意志を放棄してはいないだろうか？
という
問いに対する
反語的な
自作自演
的な
てきな！

コピーハート
そもそも何も持っていやしなかった
生まれてからこれからもきっと、ずっと
誰かがあの時笑っていたから
こういう時には笑うんだって悟った

セオリー通りの喜怒哀楽をなぞる
私の心はみんなの生き写し
多数決で声が消されるなら
もう何も考えなくたっていいや

この空っぽの心を満たす為に　いろんなものを写してきたけれど
借り物でしかないその風景はいつの間にか消え去ってしまう

同じようなコード繰り返して
少しの波で天才になった気になって
なんとなく形にできるものに
存在理由を依存して

こんな人間はあと何人くらい
この狭い世界に生きているんだろう
理想をコピーして描いた心は
オリジナルに敵わない

私が死んだって変わらない　誰も何も困らない
捨て駒のような贋作（にせもの）はそう知りつつもがいている

セオリー通りの喜怒哀楽をなぞる
戦わない方が苦しくはないよ
でもさ、私は、死んだら泣いて欲しいよ
代用品なんて　いや

ただ唯一の私を　私だけを必要として
欲しがってもらえる心が　私だけの心が芽生えて
楽しい時に笑って悲しい時には泣いて
今あなたの心に映るような心で生きていきたいから