【歌詞】私生活

わたしのせいかつしせいかつ
わたしとはなんぞや？

仲良しのあの子にも打ち明けないプライベイト
とどのつまり面白みがないから
1+1=2の当然の世界でさえ
愛してしまっているから

どっちだって本当は大切で
裏も表も僕なんだってわがままは言えなくなるよ

窓から零れる光に僅かに安堵を感じるころ
本当に見てもらいたい私は影も残さず消えるんだ
曖昧に繋ぎとめてたなあなあの友情関係
届かないアドレスを消していくだけのなんでもないような午後のこと

こんな私でも持っている細やかなプライド
理屈ばかりこねまわして発酵させて
1×1=1にしかならないんだってこと
なんとなくわかってしまっている

遊びと本気の区別もなくなって
求めるものを察知してただ天に唾を吐いている

どうでもいい人だったらいっそ無関係装って
どんな感情持たれてもいいと割り切ってしまえるかな
臆病な私は怖くて世界中に愛されたくて
ヘマをやらかさないようにただ黙ってしまうんだ

正面切って嫌われたって泣くし
好意を寄せられたって疑心暗鬼
もういいよ　疲れたよ　こんな私は放っておいてよ…

鳴らない携帯電話見つめ続けてる日々
嘘のような言葉たちで上書きされていく
単純な事実だけ述べてひとつも無駄などなくて
そこにいるはずだった私は今はどこにいるんだろう
どこに消えてしまったんだろう